イラン核協議、延長戦に オバマ氏、譲歩を要求


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 【ウィーン共同】イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国とイランは最終合意の交渉期限を迎えた6月30日、交渉を最大7日間延長することを決め、1日延長期間に入った。イランのウラン濃縮活動制限とイランに対する制裁緩和を定めた暫定措置を7月7日まで延長する。

 オバマ米大統領は6月30日、ワシントンでの会見で交渉を打ち切る可能性にも言及し、イランに譲歩を求めた。
 6カ国側とイランは4月の枠組み合意以降、協議を重ね、6月27日からはウィーンで外相級に格上げして打開策を模索している。だが、イランは最近、軍事施設への査察を拒むなど、対立の突破口は開けていない。
(共同通信)