【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に向けた海底ボーリング調査が進む名護市の大浦湾で2日午前、海上に設置されたスパット台船3基の周囲を囲んでいた浮具(フロート)を撤去する様子が確認された。
午前11時現在、台船3基とも掘削棒が引き上げられ、台船が海面に下がってきている。今後移動するとみられる。
掘削機を載せた大型クレーン船1隻が浜の付近に移動した。市民らのカヌーによる海上抗議は行われていない。
一方、米軍キャンプ・シュワブゲート前では、早朝から市民ら約30人が抗議活動を行い、一時市民らがゲート前と機動隊車両との間に拘束される場面もあった。県警の警察官が国道に座り込んだ市民らの顔を一人一人確認するような様子もみられた。
【琉球新報電子版】