新基地阻止運動広がる 辺野古座り込み、あすで1年


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 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設を阻止しようと、市民らが米軍キャンプ・シュワブゲート前の座り込みを始めて7日で1年を迎える。夜間に資材が搬入された15年1月以降、現在も24時間態勢での座り込みが続いている。

 2014年の7月1日、建設に関連したシュワブ内の建物解体作業の着手後、建設に反対する県民が7日、ゲート前で集会を開き始まった。徐々にパラソルやビニールシート、テントが設置され、各地からバスが運行されると人数も増えた。現在では1日平均100人以上が詰め掛ける。
 高校生や大学生など若い世代が参加したり、企業や個人が飲食を差し入れしたりするなど、従来にない運動の広がりを見せている。