シュワブ・ゲート前座り込み1年 「基地建設止める」市民30人らが抗議


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座り込みの抗議行動が始まって1年を迎えたテントで集会を行う参加者ら=7日午前10時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古への新基地建設に反対する米軍キャンプ・シュワブゲート前での座り込み抗議行動が7日で1年を迎えた。この日も午前6時ごろから市民約30人が集まり、作業員が乗った工事関係車両の基地内への出入りを阻止しようとゲート前に座り込み、機動隊員に排除された。逮捕者やけが人はいなかった。

 沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は「座り込みを始めて1年がたつ。屈せず新基地建設を止めるために頑張ろう」と呼び掛けた。海上作業は確認されなかった。
 同日午前10時ごろ、名護市教育委員会は新基地建設予定地での文化財試掘調査のため、米軍キャンプ・シュワブ内に入った。
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