県外土砂搬入規制 特別委で条例案可決


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 県議会与党が6月定例会に提出した県外からの埋め立て土砂や石材の搬入を規制する条例案を審議する特別委員会は7日午後、条例案を与党と中立の公明県民無所属による賛成多数で可決した。条例案は10日の最終本会議で賛成多数で可決される見通し。可決されれば11月1日から施行される。
 7日の特別委は採決の前に条例案について県当局への質疑が行われた。
 与党側は生物多様性を守るための条例の意義や効果などを問い、野党側は条文についての疑問や提案の手続きの問題性などを追及した。當間秀史環境部長は「県外からの埋め立て土砂由来による外来生物侵入リスクが低減されると思う」などと語った。
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