沖縄市議会 報道圧力で抗議決議 安保法案は否決


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 【沖縄】沖縄市議会(普久原朝健議長)は7日の6月定例会最終本会議で、自民報道圧力問題について自民党の安倍晋三総裁に県民への謝罪を求める抗議決議を賛成多数で可決した。

安保関連法案の撤回を求める意見書は、市政与党の保守系会派の反対で賛成少数で否決された。
 抗議決議は報道圧力問題について「沖縄だけでなく日本全国の報道機関への圧力」だと批判し、自民党若手議員の勉強会での発言撤回を求めた。
 抗議決議と意見書は、野党の革新・中道系議員が議員提案した。報道圧力問題の決議は与党会派の対応が割れて賛成19人、反対10人で賛成多数で可決された。