「辺野古ノー」全国で 新宿で弁護士ら200人デモ


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「ノー・モア・ベース」と声を上げる参加者ら=11日、東京都新宿区

 【東京】都内の若手弁護士有志が11日、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対するデモ「ノー・モア・ベース・フェス」を東京・新宿で行った。沖縄出身の弁護士や学生ら約200人が参加した。「沖縄の声を日本中の声に!」と書いた横断幕を広げ、多くの市民に「辺野古新基地ノー」と訴えかけた。

 先頭で横断幕を掲げた宜野湾市普天間出身の仲里歌織弁護士=東京都=は「爆音の中で暮らしていた。新基地建設は負担が増すだけだ。政府は沖縄の声を踏みにじるのではなく、米政府と交渉するべきだ」と力を込めた。
 フェスは沖縄を訪れたことがある都内の弁護士事務所で働く竹村和也弁護士が企画した。沖縄だけの問題にせず、日本全体で考えようとSNSなどで参加を呼び掛けた。