首相、新国立競技場の見直し表明 費用縮減へ月内に具体案


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 安倍晋三首相は16日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設計画見直しを検討する考えを表明した。大会組織委員会会長の森喜朗元首相と17日に官邸で会談し、理解を求める。政府は2520億円に膨張した総工費の縮減に向け、デザイン変更も含めて具体案づくりを本格化させる。月内に取りまとめる方針だ。
 

 首相は、巨額の総工費に批判が高まっていることを踏まえ「国民の声に耳を傾けながら、東京五輪・パラリンピックが成功するよう万全の準備をしたい」と官邸で記者団に述べた。
(共同通信)