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【辺野古問題取材班】安保法制の反対を訴えるため全国で同時に「アベ政治を許さない」と書かれたメッセージボードを掲げる全国一斉行動が18日午後1時に行われた。新基地建設の準備が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前でも約300人が参加し、一斉にメッセージボードを掲げた。東村の高江でも同様に行われた。
沖縄市の島ぐるみ会議のバスで現場に訪れた浦添市の知念紀子さん(51)は「日本政府はいい加減な答弁をしながら法案を強行採決した。こんな政治の手法を許したら大変だ。安保法制も辺野古への新基地建設も命に関わる重要な問題だ。同時に反対を訴えていきたい」と力を込めた。
この運動は作家の澤地久枝さんが全国に呼び掛け、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんらが賛同している。辺野古での取り組みはシュワブ前での座り込み1年の集会の中で行われた。
【琉球新報電子版】