北大東村、436万円で首位 12年度市町村民所得


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2012年度1人当たり市町村民所得(クリックで拡大)

 沖縄県統計課は13日、2012年度市町村民所得を発表した。人口1人当たりの所得は北大東村が436万7千円で9年連続の首位、南大東村316万2千円、嘉手納町278万8千円と続いた。県平均は203万5千円で前年度比0.4%増だった。139万1千円の今帰仁村が最も低かった。

 県内純生産は製造業などで減少したが、サービス業や不動産業が増加し、前年度比0.6%増の2兆6574億円だった。那覇市の8634億円が最大で、次いで浦添市2661億円、沖縄市2087億円だった。産業別構成比は1次産業が0.3ポイント増の1.6%、2次産業が1.3ポイント減の12.3%、3次産業が1.1ポイント増の86.1%だった。雇用者報酬と財産所得、企業所得を合計した県民所得は1.0%増の2兆8673億円。雇用者報酬は賃金上昇などにより1.0%増の1兆8823億円、財産所得は1.1%増の2405億円、企業所得は0.9%増の7445億円だった。