米キューバ国交回復、54年ぶり 大使館再開


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キューバの首都ハバナで、米国旗を掲げる三輪自転車タクシー=19日(ロイター=共同)

 【ワシントン、ハバナ共同】米、キューバ両国は20日、1961年の断交から54年ぶりに国交を回復し、互いの首都で双方の大使館を再開した。反目を続けてきた両国にとって新たな時代の幕開けとなる。

 米国による対キューバ制裁の解除や民間レベルの交流、経済関係の拡大が今後の課題。オバマ政権は、キューバの民主化や人権状況改善が必要と考えており、キューバ市民との接触を強化する方針だ。
 双方の利益代表部を大使館に格上げ。キューバ政府は20日午前(日本時間同日深夜)、米首都ワシントンで大使館再開の記念式典を開き、ロドリゲス外相が出席する。
(共同通信)