辺野古沖、小型船がフロート運ぶ ゲート前では抗議活動


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米軍キャンプ・シュワブの浜から海に運び出される浮具(フロート)=21日午前9時40分ごろ、名護市の大浦湾

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に関し、21日午前、小型船が浮具(フロート)を海上に運ぶ様子が確認された。名護市大浦湾では午前8時すぎ、汀間漁港から沖縄防衛局の潜水作業船2隻が出港した。

 辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では21日、市民ら約30人が工事関連車両の基地内への通行を阻止しようと抗議行動した。機動隊ともみ合う場面もあった。同日10時半現在、約40人がゲート前で座り込みし、抗議を続けている。風が強く波が高かったため、市民らによる海上の抗議行動は行っていない。【琉球新報電子版】