首相、民主党対応を批判 安保法案「修正要求ない」


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 安倍晋三首相は21日、BS日テレ番組の収録で、安全保障関連法案をめぐる民主党の対応について「『憲法違反だ』と門前払いをされると、なかなか議論が深まらない。対案を出さないし修正も要求しない」と批判した。内閣支持率が下落したことに関し「支持率は軽視しないが、支持率を目的に政治を行っては駄目だ。国民の理解が少しでも深まるよう努力を重ねる」と述べた。

 同時に「十分な手順を踏んできたが、分かりにくいのも事実だ。分かりやすく説明する仕方をよく考えなければならない」と話した。併せて「維新の党が対案を出したのは大変良かった。議論もそれなりにかみ合った」と指摘した。
(共同通信)