新国立着工は来年1、2月 白紙撤回受け文科相


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 下村博文文部科学相は21日の記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の着工が「来年1、2月になる」と表明した。秋までに必要な機能や総工費の上限などの整備計画を策定した後、半年程度で設計と施工を担う事業者を選定するという。20年春の完成を目指す。

 安倍晋三首相が17日に白紙撤回した以前の計画では、新競技場は今年10月に着工し、19年5月の完成を目指していた。
 新たな計画では、当初目標としていた19年のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会には間に合わない。
(共同通信)