政府、重要情報はネットから分離 サイバー戦略見直し


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 政府はインターネット空間の安全確保に向けて策定する新たな指針「サイバーセキュリティ戦略」の見直し案に、重要情報を扱う政府機関の情報システムをネット接続から分離する対応策を盛り込む方針を固めた。政府関係者が23日、明らかにした。日本年金機構の情報流出問題を受けた対応。サイバー攻撃を阻止するため攻撃の侵入経路を減らす狙いだ。

 これに関連し、菅義偉官房長官を本部長とする「サイバーセキュリティ戦略本部」の会合が23日朝、官邸で開かれた。来月に再び会合を開いて新戦略を決定する見通しだ。
(共同通信)