16日の嘉手納基地離着陸124回 三連協が目視調査結果公表


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 【北谷】嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)は23日午前、16日に実施した米空軍嘉手納基地を離着陸する米軍機の目視調査結果を公表した。目視回数は124回で、前回2月の調査より48回減った。三連協事務局は減少の原因について、通常2回ある午前の訓練が1回だったことや、F15戦闘機の緊急着陸があったことが影響したとみている。

 124回の内訳は常駐機86回、外来機38回だった。騒音最高値はFA18戦闘攻撃機が上空を通過した時の100・4デシベルだった。
 離着陸は97回確認され、F15が25回と最も多く、次いで外来機F16戦闘機の10回が多かった。市街地上空飛行は15回だった。
 調査時間は午前8時から午後6時までで、米軍機の離着陸や上空飛行、タッチ・アンド・ゴーなどを嘉手納町、北谷町、沖縄市の3地点で目視確認した。
【琉球新報電子版】