FA18 騒音100・4デシベル 三連協が目視調査


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 【中部】北谷町、嘉手納町、沖縄市でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)は23日、16日に実施した米空軍嘉手納飛行場を離着陸する米軍機の目視調査結果を公表した。

外来機のFA18戦闘攻撃機が上空を通過した時に、騒音の最高値100・4デシベルを記録した。
 目視回数は124回で、前回調査した2月の172回より48回減った。
 事務局職員は、通常2回行われる午前の訓練が1回だったことやF15戦闘機の緊急着陸があったことが原因とみている。調査時間は午前8時から午後6時までで、米軍機の離着陸や上空飛行、タッチ・アンド・ゴーなどを嘉手納町、北谷町、沖縄市の3地点から職員が目視で数えた。内訳は常駐機86回、外来機38回だった。
 離着陸は計97回確認され、F15が25回ずつと最も多く、次いで外来機のF16戦闘機が10回ずつと多かった。通常の飛行経路から住宅地側へはみ出す市街地上空飛行は15回確認された。
 三連協は本年度内にあと2回、同様の調査を行う。