土砂崩れに警戒 台風接近で県が対策会議


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土砂崩れへの警戒や観光客への情報発信などを確認した県災害警戒対策本部会議=24日午前10時すぎ、県庁

 台風12号の沖縄接近を受けた県災害警戒対策本部会議が24日午前10時から県庁で開かれた。池田竹州(たけくに)本部長(基地防災統括監)を筆頭に各部局の担当者が集まり、今後の情報収集や交換、発信について打ち合わせた。

池田氏は「20日の豪雨で地盤が緩んでいる。土砂災害の発生が懸念され、注意してほしい。夏休み中で週末の台風接近であり、観光客への情報伝達もお願いしたい」と呼び掛けた。
 会議は土木建築部が土砂災害などの未然防止に向けた情報収集と対策を進めると報告し、農林水産部も農水産物や農業インフラに対する被害防止策を取り、週明けの会議で被害状況の集計を急ぐと説明した。
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