【ワシントン共同】シリアでの過激派組織「イスラム国」に対する空爆作戦のため、トルコ国内の基地を米軍機が使用できるようにすることで米国とトルコの両政府が合意したことが23日分かった。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が複数の米政府当局者の話として報じた。
使用対象は、シリア国境に近いトルコ南部のインジルリク空軍基地など。米軍の偵察機による情報収集活動が強化され、攻撃機が迅速に目的地に到達できるようになることで、より効果的な空爆が可能になる。オバマ政権高官は、掃討作戦の「潮目を変えることになる」と評価した。
(共同通信)