海上作業確認されず ゲート前ではテント設置開始


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
沖縄総合事務局職員が警告する中、テントの設置作業を進める市民ら=26日午前8時30分ごろ、米軍キャンプ・シュワブゲート前

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、26日正午現在、大浦湾の海上で沖縄防衛局による作業は確認されていない。新基地建設に反対する市民の海上抗議行動も行われていない。

 同日早朝、米軍キャンプ・シュワブゲート前では新基地建設に反対する市民らが午前8時すぎから台風12号に備えて片付けていたテントの設置作業を始めた。作業中、沖縄総合事務局の職員が市民に対して「テント設置は道路法違反なのでやめてください」と警告した。
 午後11時すぎには、那覇市の島ぐるみ会議のバスで17人がゲート前に到着し、座り込みを始めた。
 【琉球新報電子版】