フロートを再設置 海外学者らが抗議に参加


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米国から訪れ、辺野古の新基地反対を訴えるエリン・ジョーンズさん=28日午前、名護市の大浦湾

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への新基地建設計画で28日午前、台風前に大浦湾から撤去された浮具(フロート)を再設置する様子が確認された。海底の掘削(ボーリング)調査で使用する台船の姿はない。

米国や韓国、英国などの学者や平和運動家らが沖縄の米軍基地の現状を視察する「沖縄スタディツアー」のメンバー13人が抗議船に乗船し、基地建設の中止を訴えた。一方、米軍キャンプ・シュワブのゲート前では約100人の市民が集った。
 米国から来たエリン・ジョーンズさん(24)は、海上でマイクを握り「こんなにきれいなところに基地を造るのは反対だ。米国でも辺野古に基地を造らない方がいいと思ってる人はたくさんいる」と訴えた。
【琉球新報電子版】