新型交付金は1千億円規模 石破氏、概算要求を表明


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岡山市で開かれた全国知事会議で、発言する石破地方創生相=28日午後

 石破茂地方創生担当相は28日、岡山市で開かれている全国知事会議に出席、政府が2016年度予算で創設する地方創生関連の新型交付金について、1千億円規模を概算要求する方針を明らかにした。知事会の要求を大幅に下回る額だが、湯崎英彦広島県知事が「日本全体を変えるときに1千億円では少ない」と増額を求めた以外に、目立った反発はなかった。

 石破氏は交付金について「金額を明示して要求する。予算額で1千億円規模、(地方負担を含めた)事業費ベースで2千億円規模を目指す。関係府省の協力を得て財源を捻出する」と説明した。
(共同通信)