【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民らは31日午前、座り込み390日目になる抗議行動を米軍キャンプ・シュワブのゲート前で行った。
海上作業中止を訴えるため抗議船3隻、カヌー9艇が海上に出ている。付近で海底掘削(ボーリング)調査をするスパッド台船の姿は確認されていない。
午前6時45分ごろ、海上工事関連と思われる車両の搬入を阻止するために、市民30人余りが旧ゲート前に座り込んだ。機動隊が座り込む市民を強制排除している間に、同7時5分ごろ車両十数台が基地内へ入った。市民らは「強引な排除は暴力だ」などと訴え、現場は一時混乱した。けが人は出なかった。
午前9時45分ごろからは、同ゲート前のテントで集会が開かれた。平和市民連絡会の城間勝事務局長は「今朝は20台以上の工事車両を基地内に入れてしまったが、諦めずに力を結集して工事を止めよう」と呼び掛けた。
【琉球新報電子版】
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