安全保障関連法案に反対する県民集会が31日午後6時すぎ、那覇市の県民広場で始まった。17日に続き3回目の開催。「戦争法案絶対反対」などと声を上げ、衆院での強行採決に抗議するとともに、同法案の廃案を訴えた。集会後は国際通りでデモ行進する。
県憲法普及協議会、県議会与党会派、沖縄平和運動センターなどでつくる「止めよう戦争法案!守ろう9条!実行委員会」が主催した。
デモに先立ち県庁前の県民広場で開催された集会では、主催者を代表して琉球大学の高良鉄美教授が安保法案は戦争を放棄した憲法9条に違反すると指摘した上で「戦争を体験した沖縄から『二度と戦争は嫌だ』と声を上げていこう」と呼び掛けた。
集会は15日、17日に続き3回目。当初25日に予定されていたが、台風12号が接近したため31日に延期された。【琉球新報電子版】
安全保障関連法案に反対する県民集会=31日午後6時47分、那覇市泉崎の県民ひろば #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA