【辺野古問題取材班】新基地建設予定地の名護市辺野古の大浦湾では1日、スパット台船や大型クレーン船は見られず、海底掘削(ボーリング)調査の作業は確認されなかった。
新基地建設に反対する市民らは船3隻、カヌー23艇で海に繰り出し抗議行動をしている。
辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では1日、市民らが早朝から抗議行動を展開した。午前7時ごろ、ゲート前に座り込んだりあおむけになったりして沖縄防衛局の車両進入を阻止しようとした市民らを県警機動隊がごぼう抜きで排除した。その際、60代の女性がバランスを崩し倒れ、後頭部を打った。女性は救急車で搬送されたが、大きなけがはなかった。
稲嶺進名護市長もゲート前を訪れ、「暴走する安倍政権を辺野古から止めよう。休まずひるまず、共に戦いを頑張ろう」と市民らを激励した。
【琉球新報電子版】