財務相「同盟国でもあり得る」 米政府盗聴疑惑で


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 麻生太郎財務相は4日の閣議後の記者会見で、米国家安全保障局(NSA)が日本の省庁などを盗聴していたとする機密資料を内部告発サイト「ウィキリークス」が公表したことに対し「同盟国とはいえ企業などが競争している。その種の話はあり得ると思う」と指摘した。

 麻生氏は「今後も、情報を持っている各省が防御する努力を続けないといけない」と強調した。
 麻生氏は環太平洋連携協定(TPP)交渉が大筋合意に至らなかったことについて「かなりの部分が進んだと理解しており、今年中に合意に至ればという気持ちはある」と述べ、今後の進展に期待を示した。
(共同通信)