【ワシントン共同】米政府当局者は3日、国家安全保障局(NSA)が日本の省庁などの電話を盗聴していた疑いが浮上していることに関し、日本政府から抗議があったことを明らかにした。
米国務省のトナー副報道官は3日の記者会見で「議論の内容について話すつもりはないが、連絡は取り合っている」と述べ、米政府として日本への説明に着手したことを明らかにした。
同時に「日本は米国の揺るぎないパートナーであり、地域の同盟国だ」と述べ、日米関係を重視する米政府の立場に理解を求めた。
NSAが盗聴していたとする機密資料を内部告発サイト「ウィキリークス」が公表していた。
(共同通信)