米議会、イラン核で不承認決議案 攻防激化


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 【ワシントン共同】イラン核問題の包括解決に向けて欧米など6カ国とイランが最終合意した「包括的共同行動計画」について、米下院のロイス外交委員長(共和党)は4日、不承認決議案を提出した。上院でも近く同様の決議案が出され、共和党が多数派を占める両院で9月に可決されるとの見方が強まっている。

 オバマ大統領は拒否権を行使する方針。両院の3分の2以上の賛成で拒否権を覆すことができることから、民主党議員の同調阻止へ全力を挙げており、攻防が激化している。
(共同通信)