伝統行事で親睦 西原町小波津、子どもらウマチー綱


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ウマチー綱を引く子どもたち=7月30日、西原町小波津

 【西原】西原町小波津で7月30日、ウマチー綱(小波津子ども会主催)が行われ、綱引きを通して子どもたちや地域の人たちが親睦を深めた。

旧暦6月15日に毎年開催している伝統行事で、小波津集落の3本ガジュマルの前広場で綱引きをした。
 未就学児から中学生まで約50人が参加し、男女対抗や地域別、子ども対大人と4回綱引きが行われ、真剣勝負で対戦した。綱引きの前に旗頭や棒術の披露もあった。
 小波津子ども会の糸数敏幸会長(35)は「健康祈願や五穀豊穣(ほうじょう)を願う伝統行事を子どもたちに知ってもらい、今後も引き継いでいってほしい」と述べた。
 新垣涼(すず)さん(12)=小6=は「勝負するところが楽しい。2回目は負けたので悔しかった」と話した。