辺野古集中協議、11日初会合 来月まで計5回予定


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【東京】上京中の安慶田光男副知事は6日午後、首相官邸で菅義偉官房長官と面談した。面談後取材に対し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題で、県と政府で合意した1カ月の工事停止期間中に行う集中協議について「5回は必要だと決めた」と述べ、5回の協議をすることで一致したことを明らかにした。

国会日程次第だが、初回は11日に県庁で開き、翁長雄志知事と菅氏が協議する。
 安慶田副知事によると、初回の協議は冒頭のみの公開で、協議終了後に記者会見に応じることを菅氏と確認した。2回目以降の協議の進め方や内容については初回に決める。東京での開催も予定しており、事務方の協議も含めて5回。
 協議期間は今月10日から9月9日までの1カ月。週1回ペースの協議になる見通しとなった。安慶田副知事は「お互いにそれぞれ主張が違う。話し合いで解決の糸口を見いだしたい」と協議に期待した。