「開かれた議会」に地域差  乳幼児連れ傍聴、4割禁止


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栃木県議会の子連れで傍聴できる防音の親子室。右はベビーベッド=7月30日

 全都道府県議会のうち約45%に当たる21議会に、傍聴席への乳幼児の立ち入りを原則禁止する規定があることが8日、共同通信が行った調査で分かった。幼い子どもを連れた母親らの傍聴を、なお多くの議会が阻んでいる一方、親子傍聴室を整備したり、無料託児サービスを提供したりと配慮している例もあった。

 少子化対策が大きな政治課題となる中、その鍵を握る子育て世代に関心を持ってもらう「開かれた議会」への取り組みは地域差が大きいようだ。
 調査は6~8月上旬に実施、今月3日時点での現状を集計した。
(共同通信)