小林よしのりさん安保法制反対 「改憲で自衛隊を軍隊に」


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 保守派の論客として知られる漫画家の小林よしのりさんが10日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し「権力を縛るための立憲主義は守らねばならない。安保法制には反対だ」と訴えた。

 憲法を改正して自衛隊を軍隊と位置づけるべきだとの持論を展開し、「わしは憲法9条を守れとは言いません」とも発言した小林さん。米国がイラクなどで行ってきた軍事活動を「侵略」と見なし「米国がまた次の侵略戦争を始めたら付いていかなければならなくなる」との懸念を示した。
(共同通信)