新基地断念求め、集会 180人が拳上げる


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辺野古新基地建設の断念を求め、拳を突き上げる参加者=11日、那覇市の県民広場

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設を断念するよう求める集会(主催・基地の県内移設に反対する県民会議)が11日、那覇市の県民広場で開かれた。180人(主催者発表)が「新基地建設を許さない」と拳を突き上げた。

 政府は移設に向けた作業を1カ月間停止し、県と集中的に協議する方針を示している。集会で比嘉京子沖縄平和運動センター副議長は「政府は沖縄の声に真剣に耳を傾けてほしい。折れるのは政府の方だ。民主主義国家として恥ずかしくない対応を求める」と述べた。市民団体や県議会与党会派の代表があいさつした。
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