沖縄ヘリ事故に「冷静対応」強調 米陸軍参謀総長


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 【ワシントン共同】米陸軍のオディエルノ参謀総長は12日、国防総省で記者会見し、沖縄本島沖で陸軍ヘリコプターが米艦船の甲板上に墜落したことに関して「一つの出来事で過剰反応はしない。残念だが事故は時々起きる」と述べ、冷静に対応する考えを強調した。特殊部隊の訓練中の事故だったとも説明した。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への影響を懸念する米側は、早期に事故原因を究明して事態の沈静化に努める構え。オディエルノ氏は「日本の内政上、(事故が)どう問題になるかを予想するようなことはしない」とした上で「同盟国同士で協力することが大事だ」と述べた。
(共同通信)