カーター元米大統領、がん告白 肝臓手術で判明、転移も


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 【ワシントン共同】カーター元米大統領(90)は12日、声明を出し、今月3日に受けた肝臓手術の結果、がんが見つかり、ほかの場所にも転移していることが分かったと明らかにした。地元の南部ジョージア州アトランタの病院で治療を受ける。来週にも詳細を発表するとしている。

 オバマ大統領は12日、「早期の完治を心から祈る」との声明を発表した。
 カーター氏が率いる非政府組織(NGO)カーター・センターは3日、肝臓手術で「小さなかたまりを取り除いた」と発表。術後の経過は良好と予測され、完全な回復が期待できるとしていた。
 カーター氏は77年~81年まで第39代大統領を務めた。
(共同通信)