三重・松阪市長が辞表提出 市議会リコール署名足りず


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 三重県松阪市の山中光茂市長は13日、図書館改革をめぐり市議会解散の直接請求(リコール)を目指して市民団体が提出した有効署名が必要な法定数に満たなかったことを受け、辞表を提出したと明らかにした。辞職は9月30日付。

 市選挙管理委員会によると、有効数は4万664人。地方自治法の定める要件「有権者の3分の1以上」を満たさない見通しとなった。署名簿を公開する縦覧手続きを今月14日から7日間実施し、異議を受け付けた上で署名数が確定する。
 市の有権者数は約13万5千人で、要件を満たすには4万5042人分の署名が必要だった。
(共同通信)