【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、海上作業が始まって14日で1年を迎えたことを受け、ヘリ基地反対協議会などは15日午前、辺野古の浜で抗議集会を開いた。大雨の中、市民ら300人(主催者発表)が参加し、新基地阻止へ決意を新たにした。
ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は14日の戦後70年首相談話を「反省の言葉がない」と批判した。
カヌーチームで放送大学学生の池間優さん(23)は「沖縄を沖縄の人の手に取り戻すため、まずは新基地建設を止める。これからもみんなと一緒に頑張る」と決意表明した。
浦添市の大城純子さん(59)は病気療養中の夫と共に駆け付け、「基地を造らせないという思いがさらに強くなった」と語った。
午前には海上でも抗議船とカヌーチームが抗議行動を展開した。