政治

「距離縮まった」と防衛相 「縮まっていない」と名護市長

 【名護】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画が進められている中、16日午前に名護市で初会談をした稲嶺進市長と中谷元・防衛相は会談後、それぞれ記者団に感想を述べた。

 中谷氏は「(会談で)距離が縮まったと思う。じっくりとお互いの考え方を述べ合うのは良かった」と評価した上で「最後にまた話し合いの機会を持つと話している」と述べ、引き続き話し合いを継続する意向を示した。
 稲嶺市長は中谷氏が「距離が縮まった」と述べたことについて「距離は縮まっていない。(中谷氏の説明は)説得力がない」と述べた。その上で「県民の負担軽減についても負担軽減になっていないと思う。機能強化されている」との認識を示した。「就任から5年6カ月経っているが、この間何もなかった。丁寧に説明していたとは思わない」と批判した。
 市長との会談は約40分行われ、そのうち17分が報道陣に公開された。【琉球新報電子版】
英文へ→Nago Mayor at odds with defense minister; says distance between them has not narrowed on Henoko relocation.


記者の質問に答える中谷元・防衛相=16日午前10時50分ごろ、名護市のザ・ブセナテラス

記者の質問に答える稲嶺進名護市長=16日午前11時5分ごろ、名護市のザ・ブセナテラス