ガイドラインの素案策定へ 米軍施設環境対策事業検討委


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環境調査ガイドラインと環境カルテの素案について話し合う米軍施設環境対策事業検討委員会=18日午後1時38分、宜野湾市のカルチャーリゾートフェストーネ

 2015年度第1回米軍施設環境対策事業検討委員会(委員長・府本禮司沖縄平和協力センター理事長)が18日、宜野湾市のカルチャーリゾートフェストーネで開かれた。事業は14年度から始まり、16年度までに環境調査ガイドラインと環境カルテの素案の策定を目指す。

 県環境部基地環境特別対策室の事業で、米軍の活動や返還地などでの環境問題対応のため、情報収集や国との連携を計る。委員会は冒頭以外は非公開となった。委員会後は西普天間住宅地区や大山の湧き水を視察する予定。冒頭で環境部の古謝隆環境企画統括官は「委員の皆さんには忌憚の無い意見、助言を受け、活発な議論をお願いしたい」とあいさつした。
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