【ワシントン共同】米シンクタンク、ヘリテージ財団は18日、安倍晋三首相の戦後70年談話に関する知日派らによるシンポジウムをワシントンで開催し、出席者から日韓関係改善を促す声が相次いだ。
戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン上級副所長は、11月にフィリピンで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の前が「日中韓首脳会談を開催する非常に良い機会だ」と表明した。 この会談の機会に、旧日本軍の従軍慰安婦問題の進展を図るべきだとする一方で「慰安婦問題はもはや、日韓関係を決定づけるほどのものではなくなるだろう」との見方を示した。
(共同通信)