辺野古埋め立て取り消しを　反基地ネットが県に要請

　あらゆる基地の建設・強化に反対するネットワーク（反基地ネット）のメンバーが２０日午前、名護市辺野古への新基地建設に伴う埋め立て承認の取り消しを県に要請した。政府と集中協議している翁長雄志知事に対し「停戦を求められている間に政府に言いくるめられないか大変心配だ。絶対ぶれずに埋め立て承認の取り消しか撤回を早急に行ってほしい」と訴えた。

　反基地ネット共同代表の仲本和男さん（７５）＝那覇市＝らが２０日午前、県庁で会見し「辺野古新基地は戦争するための基地だからこそ、安保法制の成立を目指す日米両政府が何が何でも建設しようと躍起になっている。断じて許せない」と話した。