若者ら「ばかにしている」と批判 防衛省資料問題で


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 安全保障関連法案に反対する大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」が21日、国会前で集会を開いた。法案成立を前提とした防衛省の内部資料作成問題について、メンバーからは「先走って準備を進めており、国民をばかにした態度だ」と批判する声が上がった。

参加者は「中谷大臣、うそをつくな」「勝手に決めるな」といったコールを繰り返した。
 参加した東京都内の高校2年の女子生徒(16)は、この日の参院特別委員会の審議を傍聴したという。「中谷大臣は後ろの人から紙を渡されて読むばかりで、その場しのぎの答弁だと感じた」と話した。
(共同通信)