ロ首相、択捉で愛国集会に参加 実効支配強化の姿勢誇示


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 【ウラジオストク共同】北方領土・択捉島を訪れたロシアのメドベージェフ首相は22日、ロシア政府などが主催する「全ロシア青年教育フォーラム」に参加。プーチン政権ナンバー2の首相が愛国主義の高揚を図るイベントに出席することで、北方四島への実効支配を強める姿勢をあらためて誇示した。

 ロシアメディアによるとメドベージェフ氏はフォーラムで、北方領土の「択捉島と国後島に経済特区を創設する計画についてサハリン州の知事と協議した」と発言。四島の経済発展を進める考えを強調した。
 22日は「ロシア国旗の日」で、メドベージェフ氏はオホーツク海沿岸で国旗を広げる催しにも参加した。
(共同通信)