「あくまで1ヵ月」 菅氏、集中協議の延長否定


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 【東京】菅義偉官房長官は24日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場の辺野古移設問題をめぐる集中協議について「結果を現時点で示すことは適切ではない。あくまで1カ月という中で集中的に協議したい」と述べ、現時点で協議を延長しない意向を示した。

 辺野古移設を進める政府、反対する県の認識について「かなりの距離があるというのも事実。出発点は違っても、話し合いをしていくことが極めて大事だ」と強調した。
 山口俊一沖縄担当相は沖縄関係予算が限度額いっぱいの概算要求額約3800億円になるか問われ「各省庁とも必ずしも限度額いっぱいの要求にはなっていない」と指摘した上で「県からの強い要望もある。しっかりした概算要求をできるように努力したい」と述べるにとどめた。
 儀間光男氏(維新)の質問に答えた。