南北、共同文書を発表 当面の危機回避


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ソウル共同】4日間にわたった韓国と北朝鮮の高官会談終了後、韓国大統領府の金寛鎮国家安保室長は25日未明(日本時間同)、ソウルの大統領府で記者会見、会談の合意内容をまとめた「共同報道文」を発表した。金氏は南北高官会談により軍事的な緊張は「収拾した」と表明し、北朝鮮から軍事挑発に関して「謝罪と再発防止の約束を得た」と述べ、成果を強調した。

 韓国の朴槿恵政権と北朝鮮の金正恩第1書記の体制発足後、双方が関係改善の努力をうたう合意は初。衝突の危機は当面回避された。北朝鮮側も同様の内容を発表した。
(共同通信)