中部市町村会、米軍ヘリうるま沖墜落に抗議


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水上正史沖縄担当大使(右列中央)に抗議決議を手渡す中部市町村会の島袋俊夫会長(左列手前から4人目)=25日午後、外務省沖縄事務所

 中部市町村会の島袋俊夫会長(うるま市長)は25日午後、外務省沖縄事務所に水上正史沖縄担当大使を訪ね、12日に発生した米軍H60ヘリのうるま沖墜落事故に対する抗議決議を手渡し、再発防止の徹底や原因究明までの同型機の嘉手納基地での飛行停止などを求めた。

 島袋市長は米軍が20日に同市の津堅島訓練水域で地元への事前通告なくパラシュート降下訓練を実施したことにも抗議し、日米特別行動委員会(SACO)最終報告に基づき、降下訓練は伊江島以外で実施しないよう要請した。
 事故について水上大使は「力の及ぶ範囲で、気持ちを共有しながら(米側に)働き掛けていきたい」と述べた。【琉球新報電子版】