予算要求102兆円規模 16年度、過去最大更新へ 


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 2016年度予算の概算要求で、一般会計の総額が102兆円規模になる見通しであることが25日、分かった。要求額は2年連続で100兆円を超え、過去最大を更新する。高齢化で膨らむ社会保障費の伸びが要因。国の借金に当たる国債残高の増加で利払い費が増え、返済のための国債費を過去最大の26兆543億円計上する。

 一般会計の要求総額は、96兆3420億円だった15年度当初予算を6兆円程度上回る水準となる。財務省は31日に各省庁からの要求を締め切り、年末に向け予算を絞り込む作業に入る。社会保障費の抑制が焦点。
(共同通信)