武藤氏「議員枠の言葉独り歩き」 議員辞職は重ねて否定


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記者会見で謝罪する武藤貴也衆院議員=26日午後、国会

 未公開株をめぐる知人との金銭トラブルが報じられ、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が26日、国会内で記者会見し、「国会議員枠という言葉が独り歩きしており、事実と異なる」と説明した。トラブルの発覚以降、公の場に姿を見せ、事実関係を説明するのは初めて。

自身の進退について「引き続きご指導を賜りたい」と述べ、議員辞職しない考えを明らかにした。
 武藤氏は発覚直後の19日に離党届を自民党に提出し、受理された。自身のフェイスブックにコメントを載せ、議員辞職については否定。与党内からも説明を尽くすよう求める声が相次ぎ、辞職論も出ていた。
(共同通信)