来月5日、辺野古で県民集会 作業再開阻止へ2千人目指す


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新基地建設に向けた工事再開を拒否する意思を示す県民集会の開催を発表する実行委員会のメンバーら=26日午後3時半ごろ、県議会

 県選出野党国会議員と県議会与党会派などは26日、県議会で会見を開き、県と国の移設問題に関する集中協議期間の終了後も新基地建設の作業を再開させないことを訴える県民集会を9月5日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で開催すると発表した。集会は5日午後2時から同3時まで。2千人以上の参加を目指す。

工事を一時停止しての協議期間は9月9日まで。集会は県民の力を結集し、政府の工事再開をくい止め、辺野古移設断念に追い込むことが狙い。8月30日に那覇市の与儀公園のほか、全国で一斉開催される安全保障関連法案の廃案を求める運動とも連動させる。
 共同代表の一人の照屋寛徳衆院議員は「9月9日に協議期間が終了してあとも、広範な県民で知事を支え、新たな運動の始まる日にしていきたい」と訴えた。
 集会名称は「止めよう辺野古新基地建設!9・5ゲート前県民集会」。共同代表を県選出の野党国会議員5人が務め、県議会与党各会派や市民団体で構成する実行委員会が主催する。【琉球新報電子版】