国頭、東村長と菅氏が29日面談 北部訓練場で意見交換か


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 【国頭・東】菅義偉官房長官が米軍北部訓練場の所在地首長である宮城久和国頭村長、伊集盛久東村長と29日に名護市内で面談することが分かった。両村へ沖縄防衛局を通じ面談の打診があり、両村長ともに出席する意向だ。

北部訓練場の返還やヘリパッド(着陸帯)建設計画、北部振興策などに関し意見交換するとみられる。菅氏と両村長が面談するのは初めて。
 菅氏は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する翁長雄志知事らとの集中協議のため、29日に来県する予定だ。両村長との面談後、同日に翁長知事との集中協議に臨むとみられる。
 面談目的について防衛局は26日、本紙取材に対し、菅氏来県の日程自体が現時点では非公表として「答えられない」と説明した。両村に対しても、防衛局から詳細な面談目的に関する説明はない。また、北部の他市町村へ26日までに面談の打診は入っていない。